美容整形の医療過誤

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美容整形の医療過誤

■医療過誤とは?
医療過誤とは、医師等の医療従事者の人為的なミスによって患者等に何らかの損害が発生することをいいます。美容整形の件数が増加するにつれ、手術ミス等の医療過誤も増加してきています。

■美容整形の医療過誤は大きく分けて2つある
医療過誤に基づいて損害賠償を請求する場合、医師による注意義務違反や契約違反を立証する必要があります。この違反内容には、2種類あります。

1つ目は、説明義務違反です。例えば美容整形の場合、手術等によって発生する効果についてはもちろん、手術が失敗する確率がどの程度か、失敗してしまった場合にどのような悪影響が懸念されるかといった事項についても説明義務が発生します。

この義務に反し、実際には困難な手術であるにもかかわらず失敗の可能性はないかのように説明したり、後遺症等のリスクについての説明を怠ったりした場合、損害賠償が認められる場合があります。

2つ目は、施術等に関する技術的なミスです。医師は施術等にあたって専門家として通常期待される程度の注意義務を負っていますから、これに反してミスをした場合、賠償責任が発生することがあります。

■医療過誤への対処方法
〇示談
まずは、医療機関側との協議により適正な賠償を求めることになります。もっとも、特に美容整形の医療過誤事件においては訴訟をためらう消費者も多く、医療機関側が強気に出る場合もあります。そうした場合には訴訟等の法的手段に出るほかありません。

〇訴訟
訴訟では、弁護士が医療機関側の過失やこちらの損害、因果関係等を立証することになります。医療事件ではある程度専門的な知識が必要となりますから、この分野に精通した弁護士に依頼することが重要です。

なお、手術から5年間請求を行わなかった場合、時効が完成してしまう場合もあるので、早めに対応しておくことが必要になります。

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